速読について日々想うこと



2019年9月21日 

    宮澤賢治の『セロ弾きのゴーシュ』を絵本〈畑中純版画・響分社〉で読みました。子どものころにもこの童話を読んだ記憶があります。そのころは感動しませんでした。どこか嘘くさいと感じたのです。しかし、今回は違いました。「ゴーシュは、動物達との交流や戦いのうちに自然と腕をあげていきました。ささやかな日常の積み重ねが、そのまま修行となり、成長し、ある時、祝福に包まれる。人生とはかくありたい、と思わせる幸福な作品です。」(畑中純・あとがき)。この言葉が素直にぼくの胸にしみてきます。もうすぐ70歳になるころになってやっと日常の積み重ねが、そのまま修行となることが信じられるようになりました。これからも多くの絵本を読んでいきたいとおもいます。


2019年8月21日

   日本速読協会の速読の講習では瞑想訓練をします。習っている間は何のために瞑想するのか理解していませんでした。ところが、講師になって指導をはじめるとなると、いったい何のために速読の講習で瞑想を行うのかと考えなければならなくなりました。それから瞑想の本をいくつか読みました。そして自分でも瞑想をするようになりました。毎朝、10分間の瞑想を行なっています。この効果の大きさには自分でも驚いています。

 今朝も瞑想を行ないました。毎朝の体操の集りで、昨日ある人から無視されたように感じたことがありました。今朝もそうなるといやだな、という想いがよぎりました。しかし、「瞑想を繰り返すことによって不思議なことに、ソーセージのような持続するしぶとい悩みが、ほんの一瞬でも、まるでソーセージをナイフで切るようにバラバラに切り離されることになり、その結果、悩みは力を失ってしまうものです。」(沢井淳弘著『中村天風 最高の瞑想法』)というのを今朝、読んでから10分間瞑想したら、あることに気がつきました。そうだ、気分転換してでかけてみようと思ったのです。瞑想のあとで公園にむかって、その体操仲間にであったときに、「おはようございます」と挨拶したら、挨拶が帰ってきて、互いに笑顔で天候の話などすることができました。昨日不快に感じたのは単なる思い過ごしにすぎなかったことがわかりました。とても気分がよくなりました。それにしても瞑想の効果の大きさに改めて気づかされました。


2019年7月31日 

長い小説を読みました。道尾秀介さんの『向日葵(ひまわり)の咲かない夏』(新潮社)です。とても面白かったです。速読しました。それでも半日かかりました。速読を覚えるまえなら何日かかかったでしょう。自分なりに進歩があったので喜んでいます。


2019年7月28日 

 難しい内容の本は速読では理解できないという場合にはどうしたらよいでしょうか。今朝、ぼくは「精神分析用語辞典」を速音読しました。難しい本を読むときにはこの速音読が有効です。目の回路と音読による耳の回路との二つ道をとおって文章を理解しようとしますので、理解力が飛躍的に上昇するからです。


2019年7月19日 

  速読力がついてくるとたくさんの本を読むことができます。何か気になることがあったらそれをテーマに書籍を検索します。ぼくの場合は図書館で探します。するとたいていの場合はそのテーマに関する本や、そのテーマに近い本を見つけることができます。それを借りてきて早速よみ、問題解決に役立てることができるようになります。


2019年7月17日 

速読力がつくとたくさんの本を読むことができます。今朝は池部良さんの「そよ風ときにはつむじ風」を読みました。『斎藤孝のイッキに読める名作選』に入っているお話です。池部さんは俳優で、ぼくが子どものころにスクリーンでよく見かけました。こんな文才があるとは想像もできませんでした。たぶん池部さんが子どものころの話です。江戸っ子のお父さんとの面白くて心温まる話です。駄菓子が買いたくて、お母さんの財布から50銭もちだして主人公が駄菓子をたくさん買いました。それがおやじさんに見つかってしまいました。おやじさんはなぐりました。しかし、そんなにたくさんくいきれまいといって一緒に駄菓子をたべました。そしてお母さんには「良もおれもめしはいらん。亀屋でてんぷらそばを食ってきた」と言ったのです。気風のいいお父さんですね。タイトルは「てんぷらそば」です。面白くていいお話を読むと心が温まります。そしてぼくも読んで楽しい、心温まる話を書いてみたいとおもうようになります。


2019年7月16日 

 速読力がつくとたくさんの本が読めるようになります。今朝は向田邦子さんの「字のない葉書」を読みました。感動しました。その勢いでぼくは童話を書きました。感動が生まれるように書いてみました。


2019年7月11日 

  速読の効果は何といってもたくさんの本が読めることです。最近読んだ本で、平均寿命はこれからどんどん伸びると書いてありました。ぼくが幼いころ、60歳まで生きられるかな、と考えていたことがあります。最近は90歳あたりかな、とぼんやり考えていました。ところが医療技術の進歩により、100歳超えは当たり前の時代がくるというのです。それよりはるかに長寿の人が珍しくなくなるというのです。140歳も珍しくない時代がくるというのです。それでぼくは120歳あたりでいいかなと思うようになりました。


2019年7月8日 

  速読のいいところは、たくさんの情報に触れることができることにあります。 2017年の日本人の平均寿命は女性が87・26歳、男性が81・09歳です。これがどんどん伸びていく可能性が高いのです。医療技術の進歩などにより、飛躍的に平均十妙がのびていくというのです。

 ぼくが幼いころは60歳まで生きられるかな、という感じでした。今は90歳くらいまで生きられるかな、という感覚でいました。しかし、100歳越えは夢ではなくなりつつあります。平均寿命が110歳、120歳ということになるのは不可能なことではなくなりつつあるのです。

 今、70歳の人が120歳といったら50年あります。その間をどう生きていけばいいのでしょうか。それは各人に任されています。それだけあるなら、あれをやろう。これをやろうという積極的な気持ちをもちたいものです。そのときにも速読能力は力強い武器になります。


2019年7月3日 

速読でいい本を読みました。

「『過去を変える方法』方法は至極、簡単です。目を閉じて、自分の心をスクリーンとかテレビ画面に見立てます。そこに自分の過去で、とても嫌だった経験を映像にして映し出します。――中略――状況はどうであっても、映し出されるままを見つめてください。それができたなら、次は場面転換をします。今と同じ要領で、今度はあなたの経験のなかで最高のときを思い出してください。そこには、どういう思いが詰まっていますか? 色は? 匂いは? 音はありますか? 風が吹いていますか? 天気はどうですか? 湿度は? 映像が映し出されたなら、先ほどの嫌な場面をその空間のなかに戻してやります。」(篠原佳年著・『生死同源』幻冬舎刊より))

 そうすると、「意味合いがガラッと変わってくることと思います。」と著者はいっています。いかがでしょうか。ぼくにはとても参考になりました。


2019年7月2日 

    速読のおかげでいろいろな本が読めます。どの本で読んだのか、わすれましたが、印象深い一節がありました。人のために力を出すと、喜びを感じる。あるいは幸せになるというような内容でした。ぼくはびっくりしました。そういうものなのか、と感心しました。それでボランティアをやる人の気持がはじめてわかったような気がしました。だからといってぼくはボランティアはしません。自分のやるべきことをやっていきます。この話のように読書すると、今まで気がつかなかったことを知ることができます。


2019年6月26日 

  速読力を高めるにはどうしたらよいのでしょうか。速読だけでなく、自分のやりたいことを、毎日のなかに織り込んでいくにはどうしたらよいのでしょうか。いろいろな本を速読して気づいたことがあります。それは一日のうちでもっともやらなければならないことを朝起きてすぐにやってしまうことです。ぼくの場合は勤めていないからできることです。勤めのある人はそちらを時間的に優先しなければならないでしょうから、朝起きてすぐにはとはいかない人も多いでしょう。やるべきことの中核に10分間の瞑想をします。それから速読訓練、詩作・絵本原作などを行ないます。いずれも短時間でやってしまいます。それらを習慣化してしまうと効率がとてもよいことに最近気づきました。


2019年6月24日 

 速読の快感は何といっても本がたくさん読めるようになることです。人によっては本屋で買うでしょう。ぼくは図書館で借りてよみます。何か

知りたい、解りたいというテーマが思い浮かぶとそれに関する本を数冊速読します。関連している本は読むスピードが上がります。速読で多くの本を読むことで教えられることが多いです。速読をやってきてよかったとつくづく感じます。


2019年6月23日 

 昨日、6月22日は日本速読協会の検定試験が東京・有楽町で実施されました。ぼくも、そして我が船橋速読の会のメンバーたちも受検しました。

 階段をふみしめて昇るように、速読力を高めていくためには、検定試験を受けることは動機づけにとても役立ちます。それでも、やっぱり疲れました。終わったあと、メンバーたちと中華料理屋でビールを飲みました。


2019年6月19日 

 速読の効果は何といっても読書量が増えることです。この世にはありとあらゆるテーマの本が存在しています。自分が気になっていることもほとんど本になっています。図書館で借りればお金もかかりません。それを速読する思わぬ発見があります。速読の成果のひとつです。


2019年6月18日

    速読力が身につきはじめると、読書量が増えていきます。ちょっと関心のあることでも、今まで手を出さなかった本を手にして読むようになります。健康の本とか、学習法の本とかも速読します。すると今まで気づかなかった発見があります。得した気分になります。これも速読のトレーニングを積んだ成果だとおもうと、嬉しくなります。


2019年6月17日

     速読をトレーニングしていくと、始めのうちは効果がなかなか実感できません。継続していくと読書量が増えてくるのが感じられます。今まで興味があっても時間がなくて手にできなかった、たとえば能力開発や健康法の本なども読むことできるようになります。そして気づきや発見に出会うことができるようになります。


2019年6月16日

速読は目の動きを速くすればよいだけではありません。同時に集中力を高める必要があります。そのために呼吸法を応用する必要があります。腹式呼吸をしながら目を速く動かすことによって速読が可能になります。




『船橋速読の会』のこれからの予定

 体験受講は無料ですので、ぜひご参加ください。9時50分にはじまり、11時50分に終了します。

6月の2回目は第4土曜日の22日で第3和室です。

その日の午後は有楽町で速読協会の検定試験があります。

7月の1回目は第2土曜日の13日で第7集会室です。

7月の2回目は第4土曜日の27日で会場未定です。

8月の1回目は第2土曜日の10日で第7集会室です。

8月の2回目は第4土曜日の24日で第7集会室です。

9月の1回目は第2土曜日の14日で会場未定です。

9月の2回目は第4土曜日の28日で会場未定です。

船橋中央公民館はJR船橋駅から徒歩7分。住所は〒273-0005千葉県船橋市本町2-2-5(市民文化ホール)、電話は047-434-5551です。

入会金3240円(テキスト代として)、会費月額3千円です。ホームページはhttps://1wainsokudoku.amebaownd.com/で、専用メールアドレスは、(sokudoku@ab.auone-net.jp)です。事前にこのアドレスに連絡いただければ幸いです。      以上




速読を習得してゆくと今まで手にとらなかった本でも読むことができるようになります。これまで知らなかった世界を見聞できるようになります。

速読の輪が少しずつ広がっていきます。

昨日の速読サークルには三人の体験受講者が来てくださいました。

体験受講は無料です。

教材の準備がありますので事前にご連絡ください。

来てくださった方のうち、お二人が来月から入会したいとおっしゃってくださいました。

とてもうれしかったです。

船橋速読の会

2018年4月から船橋市の船橋中央公民館で、サークル「船橋速読の会」がスタートします。日本速読協会の認定講師が指導いたします。原則毎月第2土曜日と第4土曜日の午前中に開催します。見学無料、体験受講1回300円(当日教材代)、入会金3240円(速読基本テキスト代として)、会費月額3000円。入会希望者と体験受講希望者はあらかじめご連絡ください。殿岡(080-1002-8625)。

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